ロイス くるみの体験レポート ↓コメント
投稿者:マンヲ
投稿レポ総数:13件
店舗名:ニューロイス
2022年8月01日(月) 15:02
くるみの評価 | |||||||
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ルックス | 10 | スタイル | 10 | プレイ | 10 | 総合評価 | 10 |
当レポートは、既に半年前から管理人様はじめ常連の口コミの上がっているくるみ嬢に対するものであるが故に、閲覧目的が嬢の品定めの場合、当書面にはそれに髄する目新しい情報は殆どない。
己に巣食ってしまった感情の矛先の向け先がなく、ここに書き連ねることで少しはこの焦燥感にも似た心の蟠りが解消できればという全くもって個人的な要求に於いて書かれる、推敲もなければ結論もない、田山花袋も仰け反る私小説の一端を、愚かにも披露するだけのものである。その点ご理解の上、笑覧頂ければ幸甚である。
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蝉時雨が響いてもおかしくないような陽気の中で、私は前日に予約したロイスの「かれん」嬢の到達を待つべく、鶯谷の一角にあるホテルに入室した。
カバーガール写真に惹かれ、実に数年振りの時間制彼女召還を試みたのであった。数年振り、となったのは、5年近く付き合った婚外彼女を放流したからである。流石に5年付き合うと当初は身体の関係をカジュアルに楽しんでいたものが、やれ結婚がやれ子供がと言うプレッシャーを明示的暗示的双方で掛けられるようになり、これに音を上げた形での放流となった。彼女がいるのにそれをほうっておいて知らない女にカネを使えるほど裕福でもなければ不義理でもない、と嘯いてはみるが、そもそも嫁も子供もいる身分で婚外彼女が居たこと自体が不義理も不義理、大不義理であるので、人間とは甚だ自分には甘いものだ。
さて、数年振りと書いたがこれは嘘だ。
数年ぶりの召還は今年2月11日、バレンタインの少し前にRuanに入った新人を指名していたのだが、彼女に対しては結果としてレポートするには食指が動かないから書いていなかったことを自白する。
この子は絵に描いたような貧困女子で、口を開けば死ぬか辛いか金がない、という、なかなかどうして対応に困難を極めるタイプで、当日も金がないから呼ばれるまでの時間マックで二時間100円のコーヒーで粘っただの、これから5時まで客がついていないから上野の出会い喫茶に行かねばだの、借金50万抱えて首が回らないだの、人生どんなハードモードで生きているのだと驚愕させられる話を聞かされ、カネのために仕方なく体を売っていますと言うことをあけすけに口にするだけでなく、態度にもそれが完全に出ており、行為中も辛そうな表情に喘ぎ声も掠れているものだから、かわいそうなのは抜けない(feat.100万回生きた猫) そのもので ~と言いながらしっかり奥で果てたが~ 当然ながらお仕事も長く続くはずもなく、3日ほどでひっそりとHPのGirls一覧から消えていた。
が、その時にLINEを交換していたため、コンタクトがなくなってデイリーのものを一週間使っているという貧困具合に心を痛めてしまいつい新しいのを買ってやることにして、眼科に同行し検査を受け(ここで簡単に学生書を見せて本名を教えてしまうガードの緩さに驚いた)、半年分で5万もするコンタクトを買ってやり、さらに暫くろくなものを食べていないと言う彼女に焼き肉を鱈腹食べさせ、更には借金の足しにしろと10万ほど渡すという、前川喜平並みの見事な貧困女子調査の餌食となってやったのにも関わらず、翌週には金がないからコンタクト返品して現金化したと言う話をしてきて、一体こんな生活力の人間が北里大学薬学部(!)で六年間1,200万円をかけてなにを学ぶのだろうとクラクラした記憶は、恐らく私の人生に残り続けると言う意味では良い経験をさせていただいた。因みにその学費も学生ローンだというから、彼女の人生の予後は大変宜しくない。
親が病気になってメンタルやられた
今日中に30万円振り込んでほしい
たすけて
死にそう
というLINEが、彼女との通信の最後となった。もしコンタクトを売り払ったことをうまいこと隠蔽し、「あの時に買って貰ったコンタクトレンズのお陰でとても助かっています」くらいの演技ができるプロパパ活女子であれば、もっと沼っていたかもしれないな、などと少し可愛そうにも思いながら。
時をかれん嬢を待つホテルに戻そう。
午前の仕事で稼いできた利益を計算しながらホテルへのチェックインを済ます電話を入れたその直ぐ後に、ロイスママからの電話が入る。かれん嬢の出勤が遅れている、という、今ここでそれを言うかの話である。覚悟をもって日本まで出稼ぎに来ている韓国女性と異なり、スカウトからの「滅茶苦茶稼げる」という甘言に乗って体入するも、初日からハードで翌日から出てこない女の子など、枚挙に暇がないほどいるだろうからして、雲行きは非常に怪しくなった。そして案の定、10分後くらいに「今日はかれんちゃんお休みしますって」という、約束や契約という符牒が軽んじられる世界の出来事を体験させられることとなった。電話口でママが弁明を述べるも、こちらは既に茫然自失。ホテルまで入ってからの肩透かしはなかなかにえげつない。
「今からなら人気のくるみちゃんが行けますよ、彼女はおっぱいも大きいしね、性格もいいの」
と代案要件について提案するママは、こちらがホテル代まで支払っているのだからお茶挽の娘であってもその要求を飲むと見越しているのであろうと邪推しつつ、それでもそれを断る気力も勇気すらもなく、それじゃあお願いしますと座して死を待つ事にする自分の温さ加減に辟易としたものだ。
そして、そのような思考に至ったことを、到着した彼女に会うや否や、大いに反省した。
筋のとおった鼻筋。魅力的な瞳。透き通った肌。その若さの放つ輝きの、なんと神々しく妖艶なことか。
過去のレポートにては歯並びに言及するものがあったが、自分も大して綺麗な歯並びでもないのだから、彼女のそれも全く気にならなかった。
ただし、彼女の美しさはその外見のみならず、その人間力にあると言って過言ではないだろう。入室時の挨拶から、しっかりこちらの目を見て行い、こちらがスーツでいることを見るや、「お疲れ様です」という言葉を出せる。貧困女子の「死にたい」とは、だいぶとステージが異なる。ソファの横に腰かけるのではなく、テーブルを挟んで向かいに座る距離感の取り方にも初対面のそれを弁えており好感が持てた。「こんな大きい部屋はじめて!」と、ちゃんと「はじめて」を使って男心を擽るのも忘れていない点も、こちらも「んなこたない」と思いながらも悪い気はしないわけだからポイントは上がる。一挙一投足に気遣いの薫りが漂う、と形容するに差し支えないと考える。
初めましてからのアイスブレークの中で、家族構成の話をしながら、家族という形に与えられた役割を演じ出すと「両親」というカテゴリーに収まることになり、「母親」に欲情するのははしたないを越えて気持ち悪いという扱いにすらなることで結果セッXレスになってしまい、自分もその例外ではないというようなことを話した。初対面での会話として適切かどうかという思いもあったが、何故今日あなたをお呼び立てしたのか、という背景説明はしておいた方がスムースであろうし、利害関係者や身近な人間には話しにくい真実でもあるからだ。
もともと性に積極的でない相手だとその傾向は強まり、事実自分は嫁のあそこを、嫁が彼女のカテゴリにいた頃から舐めたこともなければ、こちらのモノを舐めて貰ったこともないのに、ちゃんと子供はいるということを話すと、笑われながら驚かれた。中性のカトリックみたいに頭陀袋を被せた嫁に射精直前のチンコ入れたわけではないよ、というネタに走ろうかと思ったが、歴史背景を知らなければハテナが浮かぶだけの話になるのでこれは割愛した。
彼女も彼女で、元彼が二人でいることに満足するタイプだったため、結果として恋人同士であるのに性的に繋がることがあまり出来ず辛かった経験があるという話をして共感を示してくれた。こちらが家族旅行でマリーナベイサンズに行っても奥さんとは性的に何もしていないという独白についても、自分も彼氏と温泉旅行に行ったのになにもされなかったという経験があると話してくれるなど、たとい作り話だとしても、こちらの心に寄り添ってくれようとする会話を選択できる聡明さに心が癒される。
くるみ嬢、週5日はアパレルの仕事である程度の責任を負う仕事をしているという事もあって~この「週5日」については疑念もある。正社員採用で週5日出勤と話してくれていたが、果たして人材不足で長時間労働がデフォルトとなっているアパレル業界でそんな仕事量の上に休日フルで文字通り体を酷使する場合、どこかで無理が生じると考える。が、若さはそうしたハードワークを可能にもするかもしれないし、そもそも昼職労働日の長短が彼女の価値を毀損するものでもないので、聞いた通りを信じることにした~、先にも述べたとおり人間力も卓越するが常識力も相対的に非常に高い。客の前では最初から最後までママへの連絡以外はケータイを弄らない。タバコを吸うのにこちらが吸わなければ伺い自体してこない。受動喫煙をいやがる人間がいることを理解した行動だ。無料冷蔵庫の飲み物にお茶と金麦があり、どちらを飲むか勧めたところ、お茶を選択した彼女の幸せな時間は、たばこを吸い酒を飲み旨い飯を食べるときなのだというのだからその自制力に頭が下がる。例の貧困女子は、呼んだ途端にアルコール飲みたいと有料冷蔵庫からストロングゼロを取り出していたし、終わったとたんケータイでついったー見ながらスカウト探してたな、と思い出し苦笑した。
性的嗜好についてはお互いが膝を詰めて話し合って然るべき内容なのに、性をタブー視若しくは秘め事とする日本文化の中ではなかなかそれは実現しにくく、サザエさんやまる子一家が家族の象徴となっていて、そこに父親と母親間の愛欲は無いものの様に描かれるから、家族への欲情は特に子供が生まれてから以降は忌諱が加速しがちなのだろう、という話し合いの結論をだしてから性的接触を始める我々は、なかなかに滑稽であった。
彼女のマシュマロのごとく柔らかくふくよかな胸を揉みしだけば、多少の演技をいれながらもそれを悟らせる程ではなく、恋人同士でも気分を盛り上げるためにするよねと納得できる塩梅の矯声をあげてくれるその態度にプロ意識を感じるくらいのメタ認知を持ち合わせている自分が情けない。没頭し頭を真っ白にして目の前の柔肌を己の思いのままにすることよりも、彼女がどんな反応をするかに神経を尖らせてしまう。強すぎていないか、痛くはないか、吸いすぎて気持ち悪いと思われていないかと、美しい鼻筋を胸の間から覗き込みながらそう考えている人間の、その実なんと気持ち悪いことであろうか。この一連の思考は、相手の身になって考えているようで、相手の顔色を伺うだけのものだから、気持ち悪いのだ。関心の対象が相手ではなく、己が優先されている。人間的にも性的にも魅力のある女性との裸体の交わりの時でさえ、自分と言う人間は自他の境界にATフィールドを何枚も張ることでしか己が守れないとすれば、新エヴァ劇場版の碇シンジの方がまだ外界に向けて開かれているようにさえ思えて情けなくなる。
そんな気持ち悪い自分と交わりながら「こんなに気持ちいいのにね」と先程の話への共感を目を見ながら再度行ってくれる、彼女のどこまでも深い優しさと気遣いに、心臓を鷲掴みにされる。
と同時にその行為を天井から見下ろすもう一人の自分は、「何が気持ちいいだ。限界効用逓減法則を踏まえれば、到底信頼に値しない言葉だな。」と、彼女に持っていかれそうな心を諫める。そもそも猫も杓子も入れる穴がどうしていつまでも敏感でいられようか。そう思う中、エアコンのやや効きすぎた室内であることもあってか、多少の尿意を催して、彼女の中にいた愚息がやや、本当にやや起立を緩めたその瞬間に、「あれ?少し元気なくなっちゃった?」ととんでもなく敏感に体内センサーを働かす彼女。
嗚呼、いられるのだな。敏感で。何人と何れだけ致そうと、器としての役割は缺損するものではないことを、実践を通じて理解させていただいた。やはり他人を介するとそこでの学びは多いのだ、ATフィールドはもう少し中和して人付き合いをしてみたらどうなのかね、などと自分を諭す。
愚息を再起立させながら、どんな体位でしたいかと提案してくれる彼女に、立ちバックやら松葉崩しやらなんてことはせず、正常位で顔と出し入れ部分を見るだけですぐ果ててしまった私は、大変扱いやすかったであろうと思われる。詰まるところ、特異な体位では「こんなことをして変な奴に思われないだろうか、気持ち悪い奴にみられないだろうか」という、常に己に纏わり付く猜疑心、先に述べたところの相手の顔色を伺うことによる漠然とした不安が、性的欲望を上回るのであり、元来そうした欲望を金銭によって解消するのが風俗の正しき利用法であるとするならば私の方法はまったくもって間違っているのだが、少なくとも初めて出会う相手に多少の相互心情開示を行ったからといって、野獣と化して云々とできるほどの度量も享楽主義も持ち合わせていないので致し方ない。
さて、ではこの致し方ないに至ってしまった性衝動への抑制力はどこから来ているのかを辿ると、どうやら小学校の図書室で読んだ保健体育の副教材にそのルーツを見つけることができそうだ。当時の年齢にしては性に関する知識が発達していた自分は、性に関連する文献を漫画活字問わず読み漁っていたのだが(嫌な小学生だな)、とある本に書かれてていた一文に落雷を受けたような衝撃を覚えた。
「セッXは、第三者が祝福してくれる関係の相手と、行うべきものです。」
まさか大脳辺縁系の本能的命令に、大脳新皮質的判断である他者の祝福を介在させねばならぬとは、と目から鱗を落とさせられたのを記憶する。果たして、以降この言葉に自縄された自分は、付き合う相手との関係性に祝福が伴うかという他者の視点を気にした異性交遊をしてきたし、また、そうではない関係をどこかで忌避するようなところがある。若しくは、自己防衛のためにあたかも第三者の祝福が得られる関係であるかのように相手に対しても振る舞ってしまうから、最初はお互い軽いセフレのつもりで出会った相手に、結婚したいだの一緒に住みたいだのという拗らせを引き起こしてしまったのであろうな。
ともあれ、愛の無いセッXの代名詞でもあろう風俗での性処理は、祝福とは遠い存在にあるがために、どうしてもそこに後ろめたさを感じる道徳心が介在してきてしまうのであろうからして、純粋な気持ちよさだけを訴求しようとしても理性のブレーキがその加速を勝手に中断させるのが常。「そんなの関係ねェ!」と、裸になっているのだから振り切れば良いのに、「それが出来れば苦労はしねェ!」の方が競り勝つ。毎度。毎度。
だからこそ、自分はコリアンガールとの馬鍬いを好んだのだ。フェルディナンドソシュールを持ち出す間でもなく、物や思想は言葉と結び付くもので、世界は言葉で切り分けられている。自分は韓国語を駆使して生計を立てられる水準の能力を有しているとはいえ、所詮は外国語、哲学的な思考や形而上学的思考はかの国の言葉ではさほど闊達に行えない。ゆえに、頭を韓国語に切り替えてしまえば、概念は知っている韓国語の範囲に収まり、かなり解像度の低い世界を作り出すことができるし、その方が往々にして余計な思考を省いてある意味自己中心的に世界を見ることができてしまうので、相手の文化的社会的背景にまで思いを巡らせたとしても、それは日本語でやるよりもずっと曖昧模糊でありそれ故に気楽に蹂躙できてしまうものであったからだ。つまりは、心の箍が外しやすいから、快楽に溺れることが許されたのだろう。
そんな思考を噯にも出さず、現実の自分は彼女との行為後のピロートークに勤しむ。コロナ禍でデルタにもオミクロンにも掛かったけれど、味覚異常と発熱程度で乗りきったよとあっけらかんと話してくれる彼女から、若さの持つ高慢さと強さのダブルパンチを食らった。弱い奴が淘汰されるのは自然の摂理。ジジババが死を連想し戦々恐々とするコロナなぞ、若い子からすればただの風邪でしかないのだ。生命力に満ち溢れる若さは、非可逆的だからこそ愛しく美しい。
日本人の他人の視線を気にする文化のせいでマスクも取れないのは嫌だよね、等と言いながら、努めて明るく話を進めてくれる彼女の所作に幾分かの意図を感じたので、「大変なことも多いけど、ポジティブに生きていたいよね」という共感を誘う形での質問をしたところ、力強く頷き、「せっかく呼んで貰ったのだからお互いが楽しもうって気持ちでいたほうがいいと思うん。でも、たまに全然ボール返してくれなくて一方通行になったり、そうした気持ちになる前からモノみたいな扱いをされたりすると、辞めたくなることもあるよ。呼んだの貴方でしょ、どうして『一緒に』楽しもうとしないのって」と、出身地の大阪弁が混じる本音を漏らして、哀しい目をする。
彼女のレポートや感想に、しばしば話が冗長にすぎるという謗りを散見するが、恐らくはこの彼女の言う「一緒に楽しもう」とするが故のアウトプットがそのように映るのかもしれない。普段普通に生活をしている中では交わることがないであろう人間同士が男女の関係を持つのだ、折角だからそこに関心と興味を持って接しようという彼女の姿勢を無駄話が多いと切り捨てるには、余りに私は情緒的であった。
辛いことだって多いよね、という問いかけに無言でうなずく彼女に
ながらへば またこの頃や 忍ばれむ
憂しと見し世ぞ 今は恋しき
と、藤原清輔朝臣の句を恥ずかしげもなく解説付きで送る。平安の世でさえ、今というものは往々にしては苦しいと感じるものであったし、未来から見たらこの「今」だって懐かしいに違いないのだから、その今を肯定的に生きよう、などという俯瞰的視点を、不特定多数に膣◯射精される事で日銭を稼ぐ相手にすべきなのかという逡巡すら起こさせない魅力が、彼女にはあったように思う。
そんな話をするなかで、管理人さんも言及していた、「客との大喧嘩」について内容が知りたく、深掘りを試みた。
冬場~ということは彼女は半年もこの魔の谷で生き延びている強い精神力を持つということになる~にマフラーを巻いてブーツを履いている時だったと明確に記憶しているあたり、相当に嫌な記憶なのであろう。
ホテルに入室し、待ち構えていた40過ぎのオッサンに、マフラーをとってマスクの顔を見せたら「かわいいねえ」と言われ「マスク外した顔も見せてよ」と言われたのでマスクを外したところ、唐突にDK(彼女はそれを「べろきす」と表現した)をしてきたのだという。向こうが挨拶もしていない状況で行ってきた突然の行為に呆れて(ここで「呆れて」という感情であるところが白眉である。驚きと拒絶反応ではないのだ)いたところ「何で舌を入れ返してこないの?そんな子だと思わなかった、キャンセル」と言われたのだから、それは怒って当然だ。男側は所謂韓デリモードであったに違いない。言葉も録に通じなくてもそこに穴と女の身体があれば良く、また、コリアンガール達はママに「DKだけは、我慢してしっかりやればお客さんは満足する」という教育を受けているらしい(某管理人様談)から、きっとそんな場合でも舌を入れ返していたのだろう。だが、彼女は日本人である。かつ普段はアパレル接客をそつなくこなす社会人である。いかにカネとカラダの交換が生業の風俗嬢とはいえ、自分という人間が無視されたような扱いに我慢がならなかったのだろう彼女が取った、オッサンに対しての対応がなんとも素晴らしいものであった。
わざわざブーツを脱いでズカズカと部屋に乗り込むと「貴方は自分より一回りも年取ったオバサンがいきなり舌を入れてきたらどんな気持ちになるの?それが挨拶もしてない初対面の人間にすることなの?お金払えば相手に何をしてもいいの?」とまくし立て、机に六着ほど用意されていたコスプレを見て「きもっ!」と喝破し、鞄を投げつけたというのだから、たいした度胸ではないか。
男側の態度は、そうされても余りある理性と配慮の欠如したものだとおもうので、実践理性批判でカントが述べた「人間は動物ではないから、他のいかなる権威にも他律的に拘束されること無く、実践の原理をみずから洞察し、それによってその都度自己の実践生活を自ら規制していくことが出来る。則ち、自律できる自由がある」という考えを咀嚼の上で口語調で伝えたところ、「それな!」という軽快な同意を得た。
が、この話が痛快であったがゆえに、私は世にも奇妙な物語を体感しているような気分になった。つまり、全くもって社会人の会話が出来る、常識と良識を保有する、同い年くらいの時に出会えば恋人にしたいなという仄かな下心をもって~つまりは第三者の祝福を確保できるであろうと認識して~接しているであろう女の子から、今日は前二本は本指名だったから休ませてくれたけどあと二本残っているだ、他の感じ悪い男もいたけどそいつは直ぐに騎乗位でイッただという言葉が~無論風俗嬢という生業なのだからそれが彼女の世界では日常なのであり、常識は18歳までに集めた偏見のコレクションでしかないことは認識しているが~出てくるのは、性に対する倫理観だけが根こそぎ破綻してしまった世界に迷い混んだような気持ちになり、これは、賢者タイムも相俟って、私の心に陰惨とした気持ちを溢れさせるに充分だった。何も自分との邂逅は特別な男女間の濃密な時間でも何でもなく、彼女にとってのone of themでしかないのだということを、否応なく認識させられてしまうのだから。
この日のために久しぶりに着ていく服を吟味し、爪は手足とも深爪のレベルまできっちり切り揃え、VIOラインの無駄毛の処理を30分かけて朝からやっていた事などは、彼女からは認知もされねば評価もされぬのだ。端的に言えば、私はただの一本の棒。いざ始まれば一人芝居ではなく、始まる前からずっと一人芝居なのであり、運命の人は僕でないのは明白白日である。
一日中知らない男に代わる代わる抱かれてまでして~という具体的な稼ぎかたは言葉にせず~お金を貯めて何かしたい夢があるかを彼女に聞いた。早くこの齷齪と働く世界から「ドロップアウト」したい、という。アパレルの仕事でリーダー格の立場の彼女はこちらはこちらでストレスフルな日々を送っているようで、クレイマー気質のオバサンの相手や付和雷同しかしない部下の手当てに苦労しているようだった。ドロップアウトは落第、陥落の意を持つのでより相応しいのは経済的自立、現代語ならばFIREかと思ったがそんなことを伝える「品性」のないことはせず、1960年以降にはドロップアウトにポジティブな意味合いを持つ使い方も出てきたしな、等と思いながら相槌をうつ。「俺に永久就職する?ナンチャッテ」みたいな言葉は余りに空々しくて発せない。何を言わないかが品性だと、先に考えたばかりであるからして。
さて、行為後にちょっとしたトラブルがあった。
前の客の時に、ネイルにつけていた惑星模様のデコレーション~彼女のネイルアートは生活に難儀を来すことを憂慮するレベルでその存在を主張するが、彼女は自分が気に入っているネイルを見ることで気持ちを上げているという、ギャルライクな気質の持ち主であり、実際爪は頻繁に視線に入るから、確かに効用としては高いのかもしれないと、その心情を部分的には同意できた~を落として気持ちが沈んでいたところに、追い討ちをかけて彼女のお気に入りのピアスまでが、止めピンだけを残してなくなってしまっていたのだ。
お気に入りのものならばと、こちらも素っ裸のままシーツも布団もひっくり返し、ベッドを移動させ、精液の溜まった塵紙まで掘り出しての大捜索を実施するもピアスは発見されず、明るいキャラクタを演じることで憂き世を綱渡りしている彼女も、流石に落ち込んでしまっていた。そもそも最近はお金を投げつけ渡してくるような変な客に当たるなど気分の下がる事が連続していたので、今日は休もうかと思っていたが、予約してくれている人がいるからと気を奮い立たせて出てきたのだそうだ。プロとしての矜持をもって仕事をしているのだろう。
負のスパイラルが自分のところで断ち切れることを願いながら、件のかれんちゃんには彼女の爪の垢を煎じて飲んでいただきたいとも思った。
プロの矜持と言えば、彼女は断りかた一つ取っても非常に秀逸な言葉選びができる子だった。腕枕をしていたら「首寝違えちゃって少し痛むんだ、腕枕嬉しいんだけどごめんね。」だし、下手なクンニにも「ちょっと強いの」と言って宥めてくれる。やめて、嫌だ、ではなく、柔らかく換言する術を知っていて、それを使える子は、須く相手の立場を慮れる子である。超高級ソープに在籍履歴があったことによる経験則的立ち振舞いと考えると癪ではあるが、このような女性に出会えた僥倖に改めて感謝したい。
別れ際に「今日は本当にありがとう。ごめんね。」という彼女に、恐らくはピアスの件でピロートークがままならず、行為後の気分も下げてしまった事を気にしているのだろうと思いながら、なんでごめんねなんだよと茶化しながら聞くと「ありがとうだけでは、足りないから」という答えが返ってきた。日本人は何かとすみませんと言ってしまうが、感謝はありがとうという言葉で伝えるべきだなどとよく自己啓発本などに掲載されるのを目にしたことがある。しかし実のところ、日本語で深い感謝を伝える場合にはありがとうとごめんねが重なった感情なのだ、ということを彼女が教えてくれたように思えた。否、ごめんねには、もう数十分後には貴方の事など忘れて他の男に股を開くけどごめんねの意味があったのかもしれない。次のことを考えて、120分なのに要求してこないから甘えて1抜きで済ませてごめんねの意味なのかもしれない。けれども、プラグマティズム的肯定哲学をここでは採用したい。即ち、「結果」こそが本質とする態度だ。彼女からの最大級の感謝をうけとったという満足感が「結果」として私にあるならば、その限りにおいてこの言葉を真実として認識することを憚るまい。
彼女が細道を曲がり見えなくなったのを確認してから、つけていた使い捨てコンタクトレンズを路上で取り外して眼鏡を装着すると共に、父親と夫の仮面を被り直す。期末試験の結果が芳しくなかった息子の英語を付きっきりで復習し、代数と幾何の問題は計算ミスか定義理解不足かを見極めると共に、その息子の私立中学の学費の足しを稼がんと、化粧もせず一日デパートの地下でキンパを巻いて働いてきた嫁に、夜は韓国料理屋で嫁の好きなキムチチゲを頼まねば贖罪になるまい。18時を過ぎてなお、初夏の太陽は西に傾きながらもギラギラと輝き、鶯谷のホテル街をあまなく照らしていた。あの太陽ですらいつか消滅するのであるから、彼女の輝きもまた、永劫のものではないのだ。短い華の命の一番美しい時期に、その美しさを、モノとの交換は可能だが人の心とは交換できないといわれる貨幣を通して、誰彼分け隔てることなく提供する彼女を、太陽の如く尊い存在に思いつつ、邯鄲の夢から醒めながら帰る道で聞くSPY×FAMILYのテーマ曲「ミックスナッツ」。
仮初めまみれの日常 だけど
ここに僕がいて あなたがいる
この真実だけでもう 胃がもたれてゆく
という歌詞を口ずさみながら、クルミもナッツであったな、と独りごちる。仮初の恋心もその刹那に於いては真実である。せいぜい胃もたれする程、その刹那を愉しみ、慈しんで、平々凡々たりながらもまた同時に切った貼ったを遣り繰りする日常を生きていこう。
くるみ嬢はそのような前向きな気持ちを呼び起こしてくれる、大変素敵な女性であり、点数化などは烏滸がましいが、当然ながら満点としたいことを記し、この体験記とする。(了)
~後日談~
さて、ここまで書いておきながら、私は彼女に対しての個人的な情報を含む内容を果たして掲示板(2ch世代のインターネット老人会員ゆえ、旧世代的符牒を好むことをご容赦願いたい)という衆多の目に曝される場所に安易に共有すべきか、という得意の遅疑逡巡を繰り返し、推敲しないと豪語しておきながら当文章校正を整えること数知れず、その度に彼女を思い出すというこれまた気持ちの悪い所業に勤しんでいたことを告白する。
ならば、本人に直接掲載の了承を取れば宜しいと、つまりは再来の理由付けを自分勝手にこじつけ、今度は蝉時雨が注ぐ鶯谷にまたしても降り立つことにしたのである。手にはヴィヴィアンウエストウッドの手さげ袋。中身は惑星模様のピアス。それはそうだろうよ。惑星模様のネイルが取れて、お気に入りのピアスを無くして凹んでいるところを見せられたのならば、440万年前のラミダス猿人ですら子孫を残したいという利己的欲望を、取れた獲物をメスに分け与えるという利他的な行為で叶えたわけであるからして、あなたの悲しみを理解し寄り添いそれを解消したいと思っていますよ、などと言葉で言うより行動で示せ、である。久しぶりにストーリー性のある貢物で、これを渡したいというのも再訪理由に含まれよう。
そう言えばピアスを贈るのは、ラーメンデートをもっとしたかった彼女以来だ、というこに気づく。
彼女とは秘匿性の高い呟きアプリにて知り合い、LINEを聞き出してちょっとHな写真を交換したりしてムラムラ度合いを高めてから実際に会ったものだから、その日にアキバの元祖じゃんがらラーメンを食べてすぐホテルに直行するというナンパものAVでもやらんレベルの短時間で本懐を果たしてしまった。外出しならそのままで良いよと誘われてノーガードでハメ倒したら、クラミちゃん持ってて移されてしまい、それでもちゃんとお互いに治療してラーメンデートを続けていたところ、彼女の頻繁な腹痛がどうにも気になるものだから、ハードワークしていたアパレル業~そうか、自分がアパレル業の業務形態に詳しかったのは、彼女からの伝聞があったからだったな~を無理矢理休ませて検査させたら、ステージ3の大腸癌だった。通院生活となりながらも、ラーメンデートは続けて、池袋にあるHulu-luによくいった。スパムおにぎりが絶品だから自分で真似するんだとレシピを作っていたのを記憶する。そして、そのHulu-luにすら歩けないくらいの体調になって、入院生活となった後でも、病室で看護師さんの目を盗んでセッXしていたのだから、人間はなかなかに罪深い。いや、あれは、生きることへの執着であり、今生きていることを実感する為の行為であったのであろう。豊満にあった胸が痩せ細り、あばら骨が浮き出て、命が削られゆくのを完膚なまでに感じざるを得ない中、生の憘びは性によって満たさせていたのだと思うのだ。
全身に癌が転移して回復の見込みが無くなり、ホスピスに移動となった彼女の見舞いに行くべきか、行かざるべきかと、忙しい仕事にかまけてLINEでのやり取りだけ続けていたところ、夜中に「んあうまは」とメッセージが飛んできて、あ、日本語も打てない状況になってるんだと心痛した翌日、「◯◯の母です。本日◯◯は、永眠いたしました。生前は大変お世話になりました。」などというお知らせがLINEで来る時代なのだなぁと感嘆した後、涙が止まらなくなったのを覚えている。五文字で伝えたかったことなんて、分かりきっている。
彼女の通夜で死化粧を施されて微笑む彼女の耳に、クリスマスプレゼントとして渡した一万円程度の安いアメジスト入りのピアスを確認した。生前、彼氏からもらったお気に入りだと、友人らに惚気ていたという話を聞いて、また涙腺が緩んだ。彼女の友人に形見として右側のピアスを持っておいてもらい、もう一つは彼女と共に荼毘に付してもらった。私が形見として持って帰って、鬼嫁に見つかったら面倒なので、という、余りにも利己的な理由については、最後まで伏せて。
ピアス一つ取ってもそこには様々なストーリーがあるのだから、きっと前回くるみ嬢が無くしたピアスにも多々の思い入れがあったことだろう。それを補填することはできないが、彼女はこれからを生きられるのだから、そのお伴に使ってもらえればなあという思いと、できるならばこのピアスにもストーリーが付与しますように、と、翌日メルカリで現金化されることだってある非常な世界を理解しながら、私は祈った。ところが、である。念のための確認の電話を入れたところ、ママからくるみちゃんと連絡がつかないとの話を聞かされ、目の前が暗転する。予約してくれている人がいるからとベストコンディションでなくても出勤してくれていた彼女が、そもそも連絡がつかないだと?相当にイレギュラーなことが起こっているに違いない。どうせ業務用なのだからLINEくらい交換しておけばと悔いるが、そのどうせ業務用のアドレスすら聞き出しに行けない己の消極性は己自信が一番弁えている。
結局、土日を過ぎて今日も出勤確認したところ、「もう連絡が取れなくなってしまったから辞めちゃったんじゃない?」とママから通告されるに至る。なる程、祈りとは、かくも通じぬものなのだな。
今はただ 思い絶えなむとばかりを
人伝ならで 言うよしもがな
渡し先もなくなったピアスを眺めて、もう1度逢いたかったなあと嘆息する。会者定離の理。こんなところで諸行無常を噛みしめたくは、なかった。
夏の太陽に負けじと焦がれた胸を癒すのは、時間だけであろう。
君の居ない世界など 夏休みのない 8月のよう
そして本当になんの役にも経たなくなったレポートをあげて、せめて皆様の嘲笑だけでも買っておこうとするこの自虐性にほとほとうんざりしながら、投稿ボタンを、押させていただく。
くるみのボディデータ | |||||||||
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推定年齢 | 23才 | 推定身長 | 155-160cm | 推定体重 | 45-50kg | 体型 | レギュラー | 推定カップ | E |
くるみのその他データ | |||||||
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アンダーヘア | 処理済み | 日本語のスキル | スムーズに会話できる | 英語のスキル | 評価なし | 喫煙 | 喫煙する |
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コメント(21)
店名はロイスですよね。
修正依頼出したので、今夜対応されると思います。
すごいボリュームでしたが最後まで読めました。
脱線部分も面白かったです。
クルミちゃんの言ってた大喧嘩、そんな内容だったんですね。
怒るのは当然ですな。
管理人さま
修正&読破あざます。口コミ最長文作ったろうと二万字狙ったんですが13,500字しか書けませんでした(爆)。もう一度会っておければ文字数も増やせたろうにと悔やまれます。
東京貧困女子に出てきそうなタイプのあとの高級店経由のしっかり娘だったので、チョロい自分はコロッとやられたところに会えなくなるんだから、この悲しみをどおすりゃいいのと歌いながら投稿ボタン押しました。
しかし相手を選べない客商売てのは自分なんかが想像できる以上にしんどいんでしょうねえ。そんな中であの笑顔を見せられる彼女のタフさにズキューンですた。くるみちゃーーーん!戻ってきてーー!()
くどい‼️
うんこたれさま
でも読んでくれたんでしょう?ありがてぇありがてぇ。
楽しく読ませていただきました。
ピコさま
さんくすこ!今日もピコさまに良いことがありますように!
楽しませいただきました。
TKさま
お楽しみ頂け恐悦至極です。
今日も生きていけます。
ははは(脂汗)口コミにおける長文野郎といえば私だと自称しておりますが、その私がドン引きするくらい長い(笑)
レポ主さんは凄く博識だと解るが、その反面凄い馬鹿な人だというのも解る二律背反性が興味深いレポですね(死)
カント哲学や古文なんて引用するところから相当な学歴で収入も多い社会的地位も相当に高そうな御方ではあるのだけど
如何せんギャラリーからの共感を得にくい印象を受ける。実生活においても周りからは煙たい人・KYな人・イタイ人と
敬遠されているタイプかなと。
内容は濃いけど人を楽しませる読み込ませる類じゃないんだよなぁ(残念)高学歴なインテリが書いているのは凄く
伝わってくるけど超独りよがりでマイペース。ここまで突き抜けているのは凄い。
とはいえ白痴とか胡散臭い業者とかよりは遥かにマシな一般人ガチレポーターの力作ってところで
価値のあるレポなんでしょうね。人に読ませる・楽しませるレポだと尚良いのでしょうけどね。
フッチェーさま
読破ありがとうございます。
うわー!キチ◯イだー!!て思って貰えれば、それで満足ですよ ワラ
もう在籍しない娘のレポートなのでその意味では無価値ですぜこれ。
読ませる面白いレポートは二つ前(なのに六年くらい経ってるw)の新世界のレポあたりでチャレンジしたんですが、その時もやれ業者だネガレポだ言われたのを根に持っておりまして、おら13,500字じゃー!ぜってー業者やれんやろこんなもん!ついでに私生活明け透けにしてやんよ!て勢いに任せた上で筆致だけ超絶文語調に整えたらこんなん出来ました。
ちゃんと実生活では文中で言及したように「何を言うかが知性、何を言わないかが品性」を念頭に置いてやってます!やってるはず!?だいじょぶそ?(すぐ不安にからられる)
あと!!古典の歌だけでなくちゃんと今の歌(Offical髭男dism、King Gnuなど)も盛り込んでいるので、そこんとこよろしく哀愁!←超絶古典
長文のレポ、感服致しました。
パブロフさま
読破あざますです!PCだと万一の嫁ばれ面倒だからと、ケータイで13,500字打つのは未知の領域でした。パブロフさまの人生のひとときを楽しませられたのであれば大変うれしゅう存じます。
マンヲさん、こんにちは
長文最後まで楽しく読ませて頂きました、
お嬢さん達との心の動きが、描写でしっかり伝わって来ました、
>邯鄲の夢から醒めながら帰る
僕も谷を後にする時は、
・・・・短間の夢・・・・
と思いながら余韻に慕っています
(゚ー゚)(。_。)ウンウン
一割打者さま
読破THXです。
短間の夢は邯鄲の夢のオマージュ!こんな簡単なことに気づかなかったかと感嘆しております。ダンカンばかやろーであります。
/⌒\ /⌒\
`/ | o⌒o |ヽ
| \/__ヽ/ |
| ヘf川巛ハミハヘ |
|| |川川Nミリ | |
/ ヘVソ川ソミリヘ \
| Y彡ノミツ|
/ V彡ミソ \
)八(
偽物さま
その絵文字は6年程前、まだ自分が血気盛んで部下の育成よりも己の仕事量の最大化が会社の利益となるのだと思えていた頃を思い出させてくれます。深夜2時なんて時間まで最近起きていたことがないなぁと思うと、歳を取ったものです。
マンヲさん、こんにちは
涙が出ました
>生きることへの執着であり、今生きていることを実感する為の行為
>生の憘びは性によって満たさせていたのだと思うのだ。
とても愛に溢れた女性ですね
性に対して何らかの罪悪感や嫌悪感を感じている女性は多いと思います
「S○Xなどしなくても一緒にご飯を食べたり、隣で一緒にテレビを観たり、同じ布団で寝る(言葉本来の意味)だけでいい」
などと言い出されると悲しくなります
本来、好きな相手と「抱き合いたい」と思うのは当然の欲求です
S○Xが究極のコミュニケーション手段だとは云わないが相手の温もりや匂いを直接的に感じられるのは事実
つまり、性に対して罪悪感や嫌悪感を感じているという人は元来「愛が稀薄」なのだと思います
>命が削られゆくのを完膚なまでに感じざるを得ない
死は決して美しいものじゃなく
残酷に全てを圧倒します
そして、結果的に彼女やマンヲさんを苦しみから解放してくれます
私のオキニのピアスストーリー
「オッパ、ピアスはやめて。必ず片方失くしちゃうの」
ロマンチッカーさま
お読みいただきありがとうございまする。
亡くなった彼女の件についてはあまりに個人的な内容で、竹馬の友にもその詳細を語ることのない出来事だからこそ、こうした場所で吐露させて貰き供養しておこうと思い、本論とは関係のないお話をつらつらと書き綴ってしまいましたが、生き残ったこちら側は「それでも腹が減る」んですよね。
多様性礼賛の折、LGBTはLGBTQQIAAPPO2Sまで進化し、最早クーポンコードの勢いとなっておりますが、そんな中で力強く
>好きな相手と「抱き合いたい」と思うのは当然の欲求
と言い切ってもらえる清々しさを嬉しく思います。
灰になるまで男と女で大いに結構。生きている我々は"何べんも恋の辛さを味わったって 人はまた恋に落ちていく"で、濃いめの愛を感じたのならばそれが、件のプラグマティズムでは真実と捉えてよいわけですから、次行ってみよう!(全く癒えていない傷口をさらけ出しながら)
マンヲさま
素晴らしい。最初から最後まで共感でした。
亡くなられた彼女のお話以外(さすがにこれは無い)、まるで自分のことのような経験と感情と行動。でも私にはこんな文才も自分をさらけ出すゆうきもありません笑
心に残る長文、ありがとうございました。感謝します。
ATOMさま
読破頂き感謝です。
心に移り行く由無し言をそこはかと無く書きつくると、本当にあやしうこそ物狂おしくなるのだなあと、書きながら思った文章でした。
心というのは常に多角的なものの見方をしていて、その一点だけを捉えて描写するのは難しいので、思っていたこと全部のせ(でも恐らく描ききれていない心情もあるとは思います)で筆致だけ鈴木涼美ぽくして一文をくっそ長くしてみましたw
なんの利害関係もなく顔も知らない相手に、文章でだからこそ吐き出せる内容ではありますが、ATOMさまの心に残る文章となったのならば、長文冥利に尽きます。
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